10/8 キッドアイラック演目について

キッドアイラックは明日(10月8日月曜)のプログラムは、

ラドゥ・マルファッティ クラウス・フィリップ デュオ

ラドゥ・マルファッティは、沈黙のなかに静かに楔を打ち込んでいくことで、時間を用いた彫刻をつくっていくような…トロンボーン奏者とでもいったらよいでしょうか。超リスペクトしてます。

クラウス・フィリップはmax黎明期からコンピューターを用いたインプロビゼーションの可能性を追求してきた人物で、ppooll(http://ppooll.klingt.org/)の開発者。ですが、ソフトウェアの開発にとどまらず、無数の正弦波が、生成変化するいきもののような有機的な動きをみせつつ、簡素な佇まいで配置される、なんとも独特な音楽を演奏されます。

それから、
ニコス・ヴェリオティス、杉本拓、木下和重、宇波拓カルテット

は、たしか2004年以来の再演です。その時の録音、hibari musicからCDがでております。
http://hibarimusic.com/?p=80#more-80

今回は四人それぞれの曲を演奏+インプロビゼーション、の予定。
そういえば9年前ニコスが書いてきた曲は、ノートの切れ端に二音くらいしか書いてなかった記憶がある。

それぞれ、なにが聞き所なのかうまく書けませんが、事前に聞き所を伝えられないところがこの音楽のキモだとおもいますので、なんとも歯がゆいものです。

ぜひ聞きにきてください!
http://hibarimusic.com/?p=573