平謝り

ほんとに申し訳ありません。アンドレアとアネッタ来日公演、ホームページに載っけていた開演時間が思いっきり間違っていました。両日とも開場19:30開演20:00としてしまっていたのですけれど、正しくは本日30日が19:00スタートで、明後日1日は16:00スタートでした。気づくのがぎりぎりになってしまって心苦しいです。大変失礼いたしました。


さらに出るときバタバタして入り時間にも遅れてしまいました。開場時間が遅れたのは僕たちのせいです。ごめんなさい。


Mattinとのデュオ。普段、僕はあんまりしないことなんだけど、今回は入念な打ち合わせをして望んでみました。よくありがちだが、定型を避けているつもりが、全体としてみるとまんべんなくちりばめたようになってしまうのは面白くない。なので、もっと極端なストラクチャーにトライしよう、というのが骨子。狙ってやってるな、というのが見え見えで、もっと考えないといけないな、と思ったけど、やってる間はすごく楽しかった。音数が少なくて音量も小さい即興演奏のことを欧州ではリダクショニズムというらしい。最近は、そのトレンドはもう終わった、という風潮みたいだけど、そもそも「音数を減らして音量を小さくする」のが目的だったわけではないはずだ。うまくいえないけど、沈黙とよばれている状態と、音が鳴っているとされている状態、この関係に視点を向けてみると、意外に過去の音楽家が気づかなかった発見がいっぱいあって、それは尽きることはあんましない命題なんじゃないかなぁ。ともあれ、まだまだ可能性はあるなぁ、と思えてうれしかったライブでした。