hibarimusic2006-10-11

先週末は出身高校の学園祭へ同時の友人達と趣くという企画があった。若者達の熱気を前にし、これは自分が見ないようにしていた高校時代なのではないかという気がして服部君とやや落ち込んだが、学食のカレーを10年以上ぶりにたべて、やや黄色みが減少していたようには思われたものの、相変わらずの味に涙腺がゆるんでしまった。このカレーは大量のソースを投入し、カレー自身の味を抹殺するのが美味しくたべるコツだった。一人また一人と場違いなOBが集まり、校内を探検して、とても楽しかった。下校時にいつも寄っていた焼き鳥屋を攻めてみたところ、そのまま存在し、かつ焼いている人まで同一人物だったのには感動した。竹内鶏肉店は味もそのままであった。当時より「脳みそうまい」の看板で知られた居酒屋にはじめてはいってみたが、おいしい生肉の食べられる名店であった。その向かいにあったトンカツ屋「味園」はもうない。あの老夫婦はいまどうされているのだろう?ビルに看板だけが残っていたのがなんとも哀しかった。昔の友達に会うのは楽しいなぁ。たまに学院カレーを食べに行く催しをしたらいいのではないかとおもった。高校時代があまりに楽しすぎたのが自分の人生に影を落としているような気がしないでもないが…。
写真は我が母校の謎の一つ、「壁にあるドア」です。


『レディー・イン・ザ・ウォーター』を観た。現代のおとぎ話ではあるが、こういうことが本当にあったんだとなんのてらいもなく主張してしまっている語り口が興味深く、かつ、この監督ひょっとしてマズいひとなのでは?という気がしてくる。

その翌日に『スケバン刑事 コードネーム=麻宮サキ』を観た。設定が無理矢理でっちあげたようでどうにも乗りきれず。が、松浦亜弥の眼力により、なんとか崖っぷちで踏みとどまる力はあった気がする。

さて、金曜日はキッドアイラックで注目のライブがある模様!


10月13日の金曜日
杉本拓 作曲シリーズV
harvest horn
for trombone solo
古池寿浩 トロンボーン
杉本拓 作曲

明大前 キッドアイラックアートホール
http://www.kidailack.co.jp/
19:00 open/19:30 start
予約:2000円 当日:2200円 (1ドリンク付き)


ものすごい地味っぽいが、古池君が孤独に杉本曲を奏でるとなれば行かないわけにはいきません。