ロビン、ジャン=リュック

五人でのツアーはとりあえず終了。集客的には、東京公演を除きラドゥとのツアー時を彷彿とさせる大災厄状態であり、日付の設定がほかとかぶりまくっていたりとか、宣伝がうまくできなかったりとか、反省点は死ぬほどあるにせよ、現実的にはなかなか動きにくいもので、もうツアー企画とかするのは根本的に考え直さなければいけないなぁとは思ってしまったけれど、でも、共演者や企画に携わってくれた方々、観に来てくれたみなさんと、あたたかい人々に恵まれたという実感もまたあり、感謝の気持ちでおります。今も余裕ないのでくわしくは書きませんが、各ライブの内容は非常に満足のいくものでした。ロビンとロードリとの三人はなんらかの形で続けたいなぁと思っております。CD一枚分くらいの録音はできたし。ジャン=リュックと村山さんのデュオは、自分とはぜんぜん文脈のちがうひとがこういう音楽を今やっているということにえらく感じ入るものがあった。まだ明日、札幌公演があるのでお見逃しなきよう。

さて、ロビンとジャン=リュックはまだ東京で公演があります。

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ロビン・ヘイワード / 大蔵雅彦 duo
宇波拓・角田俊也 ユニット (ゲスト:古池寿浩)

2007年2月27日
open 19:30 start 20:00
2000円 + drink
千駄ヶ谷 Loop-Line
http://loop-line.jp/

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ロビンとだれかのデュオ、と考えて真っ先に思いついたのが大蔵さんでした。ものすごいものがみれそうな気がします。宇波/角田ユニットはプログレバンドではありません。角田さんと私の関心ごとが交差するコンセプチュアル音楽。今後、継続的に活動して煮詰めていきたいですが、まずはそのエチュード、といったかんじでしょうか。

あと、演奏はないんですが、

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ヒバリ映画祭 vol.1
特集:ジャン=リュック・ギオネ

"PITON" (16 min, DVD)
franck gourdien & jean-luc guionnet

"MAISON" (12 miin, DVD)
franck gourdien & jean-luc guionnet

"WHAT CARIES ME AWAY" (25 min, DVD)
franck gourdien & jean-luc guionnet

"IVRAIE/BARAGNES" (25 min, 8mm)
jean-luc guionnet

2007年3月1日(木)
open 19:30 start 20:00
1000円

GRID605
http://d.hatena.ne.jp/GRID605/20070301

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前からやりたかった地下映画上映会をついに実現。知られざるジャン=リュックの映像作品を一挙公開。知られざる、というか、私も観たことないんですが、こういう未知な企画こそやる意味があるかと、思いました。まぁ現代を代表する怪人がつくったものですから、内容も興味深いものなはずです。

最近、私の頭の中で「オバタリアン」という言葉がグルグル回っている。今後、特に掘り下げたいテーマでもないので、はやいところ忘れたいものである。