映画いろいろ

昨夜は『転校生』を観たあとの余韻でだれかの人生を背負い込んでしまったような気持ちになっており、そのままでは寝れなそうだったのでDVDで『サイレントヒル』を観てみたが、妖怪の動きがなかなかよかったけれど、世界観が浅い気がしてあまりのめり込めず。どうせ呪いが暴走するなら中途半端な良心みたいなものをのぞかせたりしないほうがいいのではないだろうか。そういえばゲームのほうは視界の狭さとラジオのノイズに心底おびえつつ、かなり本気ではまったものだった。怪ナースのうごきもゲームのほうがよりイヤなかんじだった。

映画美学校で『一万年、後....。』の試写。おまけ上映で、沖島さん脚本作である日本昔ばなしの「へび女房」。10分強の短編ながら、すごいはなしだった。目玉、叩き続けられる鐘、そして会えないへびの母親。こういう話があったとサ、と突き放しておわってしまうアニメって現代にもあるんだろうか??『一万年、後....。』は9月8日からポレポレ東中野で2週間のレイトショー上映、で、土曜日には沖島さんの監督作、脚本作を上映するオールナイトもあるのだけれど、ここで昔ばなしもいくつか上映されるもよう。詳細は近々明らかになるはず。

上野の一角座、大和屋竺特集の一本目『愛欲の罠』。想像を絶する殺し屋がでてきて、心底びっくりした。なんでこんなものを思いついたんだろう…?一角座ははじめていって、ちょっと変わった建物でびっくりしたけど、スクリーンも大きく音響もよくて、いい映画館だった。DVDもでるそうだけど、このラストはやはり映画館でみてこそだとおもう。
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そういえば数日前、『スパイダーマン3』も観たんだったが、2のドクターオクトパスに感じたダークマンにも通じる負のヒロイズムはここにはなく、残念。一番気になったのが大家さんの娘だが、あれはどういう人なんだろう、コミックにはでてくるのかな・・?

ホースのレコ発がもうちょっとで決まりそう。9月にも数本ライブがありそう。7月末関西のチラシをいまさらながら入稿。