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室内楽レトロスペクティヴ、堪能いたしました。ループラインを離れたことによるアウェー感が、各曲のナゾな要素を際立てていたように思いました。しかし、こんなデタラメを実現してくださる演奏家のみなさんにはほんとうに感謝することしきりです。ありがとうございます。
で、気付けば1年半以上やっているこのシリーズ、12回までの演奏をあつめたコンピレーションCDをリリースいたしました!曲目、演奏家などはこちらを
http://hibarimusic.com/?p=146
このシリーズに足を運ばれた方にはわかる感動のドローイングは杉本さんによるもの、印刷も一枚ずつ杉本さんが手掛けております。ゲストに角田俊也さんをお招きしてCDを三枚聞きながら語り合った混乱すること必至のユーモアトークがライナーとして封入されております。
まだできたばかりでしばらくはライブ手売りが中心になりそうですが、lilmagにははやくも入荷しております!
http://lilmag.org/?pid=7689095
8連続ライブの最終日はエクス・ポのイベントで、泉君と中尾さんと即席ブラックメタルバンドを3人とも黒覆面でやりました。ブラックメタルというよりはブラックユーモアメタルというかんじになってたかもしれませんが、また機会があればこの路線も掘り下げてみたいところです。
コンピューターを使わないセットもあるので看板に偽りアリですが…今週金曜はループラインコンピューターミュージックフェスティバルです!クラウス・フィリップとノイド、今回の来日はこれが最後の公演になりますのでどうぞお見逃しなく!
ループラインコンピューターミュージックフェスティバル
Klaus Filip(lloopp) 石川高(笙) duo
noid(cello) 中村としまる(no-input mixing board) duo
杉本拓(metronomes) 宇波拓(lloopp, mortors) duo
2008年5月2日(金)
2200円+drink
open 19:30 start 20:00
2200円+ドリンク
千駄ヶ谷 Loop-Line http://loop-line.jp/
ラヴクラフトが愛したとされる作家、W.H.ホジソンの『夜の声』を読んでみたところ、マタンゴみたいでおもしろいなぁ…とおもったら、ホントに原作だったことにようやく気付きました。解説読んだら作家本人の人生自体が相当すごかったみたい。元水夫さんとのことで、ラヴクラフトに受け継がれる、海と海から来るものへの恐怖描写がさすが。
あ、メガネの持ち主は見つかりました。