今月の予定です

キッドの作曲家企画。充分なお知らせができなかったので集客はかなりキビシイですが、いずれもすばらしい内容です。予想がつかず、時として結果が伴わないことがあるのが実験音楽がそう呼ばれる所以ではないでしょうか!?それはさておき、今日は最終日、ラドゥ・マルファッティの新曲「kid ailack 3」を石川高、杉本拓、宇波拓の3名で演奏いたします。ぜひご来場ください!

カレンダーを確認したら、今月はライブが10本ありました。どうりで体が重いわけです!これ以降のライブですが、

______________________________________________

Michael Moser (cello) 秋山徹次(guitar) 宇波拓(guitar) trio

Kjell Bjorgeengen (visual) solo

4月15日(水)
19:30開場 20:00開演 2000円+ドリンク
千駄ヶ谷 Loop-Line http://loop-line.jp/

______________________________________________

ミヒャエル・モーザーは、ダッフェルデッカーのpolwechselのメンバーでもあるチェロ奏者で、古楽アンサンブルみたいのもやられているようです。今回はベルギーのアラン・プラテル・バレエ団というダンスカンパニーの仕事で来日中で、バッハのマタイ受難曲をやるんだそうな。ループラインではキャプテンと私と共演です。そのトリオと、いま日本に滞在中で、キース・ロウやエヴァン・パーカー等、即興演奏家との共演を多く手がけてきたヴィジュアルアーティストKjell Bjorgeengenが、人生初というソロビデオパフォーマンスをおこないます。

で、その翌日は同会場にてまったく趣向を変えまして、

______________________________________________

New Residential Quarters
吉田悠樹 (二胡)  牧野琢磨 (guitar) 服部将典(contrabass)中尾勘ニ(drums,sax)

hibari quartet
宇波拓 (guitar) 上江洲佑布子 (harp) 千葉広樹 (bass) イトケン (drums)

2009年4月16日(木)
open 19:30 start 20:00 2,200円 (+1drink)
千駄ヶ谷 Loop-Line
http://loop-line.jp/ 03-5411-1312

______________________________________________

湯浅湾やAmericoでも活動中の牧野君のバンド、NRQと、私のジャズプロジェクトhibari quartetとの対バンです。これはもうアンサンブルの楽しさを堪能できるライブになるかと思われます。先日のひらちんさん、千葉君、服部君とのフリージャズセッション「ハットリアートカルテット」にてなにかを掴んだかんじがいたしましたので、hibari quartetは前回よりややハードな路線になるつもりです。

で、その翌々日は、角田さん企画の中尾さんイベント!

______________________________________________

2009年04月18日
注目すべき人々との出会い・2 中尾勘二の秘蔵テープを聴く

開場18:00 スタート18:30
チャージ:¥2500(1ドリンク込み)

定員 35名(予約) 
予約受付 ループライン info@loop-line.jp まで、メールでお願いします。

オプション料金(未定)でイベント後会場で宴会を予定しています。

出演:中尾勘二 角田俊也 宇波拓

コンポステラ、ストラーダ、ジジキ、ふいご、かえる目 HOSEなどなどで活躍している異能の音楽家中尾勘二に注目します。彼は幼稚園時代、お遊戯で使うカセットテープレコーダーが欲しくてたまらず、毎回、粘土でリアルに作っていたそうです。それは何と粘土製カセット・テープを出し入れできるようになっていたものだった。このエピソードだけでもとてつもないものを感じませんか。そしてすでに中学時代までにトンデモナイ録音を行い、その奇跡の音源は今でも残されているそうです。その抱腹絶倒のテープ群を、かつて、これまた先鋭の音楽家宇波拓が代々木のOffsiteで紹介したことがありました。今回、宇波の胸を借り、再びそれらを紹介するイベントを行います。もうひとつ、今回は中尾勘二のプライベートな年表を作りたいと思い、インタビューを行いましたが、とてもとても、一行の項目で終わらせることができない珠玉のエピソードがいっぱい。そこでそれらをテープ起こしすることにしました。中尾勘二のマルチな発想と才能は注目すべきものです。とても1回のイベントで網羅できません。知れば知るほど途方にくれるほどのネタが溢れ出る。腹筋がやばくなる。これは諦めるしかありません。人物に注目し、それを描写することとは一体どういうことでしょうか。中尾のエピソードはその問いを宇宙に放り出します。(角田俊也)

______________________________________________

角田さんによる中尾さんインタビューが掲載された冊子がご来場者に配布されます。中尾さんが半生を語った貴重な資料!これだけでも来る価値があるとおもいます。いまだ聞かれざる中尾さんの超初期音源がかかりまくる予定とのこと。

その後は久々にMUMUとHOSEの共演!またメンバー一同、泣きながら練習しています!今度もMUMUの曲が実にかっこいいです。HOSEからも共演曲増やしております。

______________________________________________

MUMU / HOSE

2009年4月23日
吉祥寺MANDA-LA2
http://www.mandala.gr.jp/
開場 18:30/開演 19:30 ¥2300+drink

______________________________________________

2009年04月24日
天狗と狐(宇波拓 杉本拓 デュオ)

19:30開場 20:00開演
2000円+ドリンク代

ギター・デュオから始まった“天狗と狐”のテクノ期(コンピュータとメトロノーム)と手拍子導入期(マンドリン、手拍子、その他)の代表的なライブをそれぞれ収めたCDをslubmusicからリリースします。発売記念コンサートです。当日の演奏はCDとはまた違ったものになるでしょう。
______________________________________________

で、かえる目ゴスロリライブが急遽決まりました!

_________________________________________________

[experimental music series] cafe live extra

かえる目

2009年4月26日(日)
20:00 open 20:30 start
予約 1800円+drink 当日2000円+drink

■東京都台東区柳橋2・18・11 ■TEL: 03-5835-1180
■アクセス
「浅草橋」駅 JR東口・徒歩6分/都営浅草線A6出口・徒歩4分
 江戸通りを浅草方面に進み、吉野家の角を右に曲がる。2本目の小道を左、T字路を右に入る。
■地図 http://www.2minus.com/parabis_access.html

パラボリカ・ビス
http://www.2minus.com
http://www.yaso-peyotl.com/

_________________________________________________

予約受付は、かえる目のだれかにメールをお送りください!近日中に受付先アドレスちゃんとします。すみません。

で、このあと、4/28〜6/2まではドイツのハンブルグに一ヶ月滞在してきますので、東京でのライブはありません。