王将、王将また王将

8日間の関西滞在より戻って参りました。戻って来たとたん駅で円盤ふいご帰りの関島さんにばったりお会いしました。

以下、簡単にさかのぼり日記。

8日(日)
旧グッゲンハム邸にて軽音楽ジャンボリー。身近な人を評価するのはむずかしいですが、江崎さんほんとに素晴らしい企画をしてくれました。大変だったでしょうけど、ありがとう。どの演奏からもマジカルな瞬間が立ち上がっていたようにおもいます。特定のなにかに言及してしまうのがはばかられるほど、この一日があってよかったなぁというかんじがありました。直前まで江崎さん首縊り説が濃厚だっただけに、感慨もひとしおです。

7日(土)
ちょっと京都観光。永観堂見学。小学生のころここの見返り阿弥陀がなぜか好きで、部屋に絵はがきをはっていたのだった。こんなヘンテコな仏像を作ったからには、ほんとうに信じがたい奇跡でもあったんじゃないかなぁと勘ぐってしまう。
ものすごい久々にビッグアップル。おもえば演奏活動をはじめたのも、ホースが初ライブをやったのもここでした。かえる目は最近細馬さんがギター弾いてくれるので、リードギター的なアプローチができておもしろいです。倉地さんはやはりみる度に感動に打ちのめされます。
水餃子おいしい。

6日(金)
yugueでかえる目。このバンドは和室でのライブはなにかしっくりくるような気がする。まかないでいただいた品々が美味でまいる。この日は王将はいかなかった気がする。

5日(木)
昼間、池田君と『携帯彼氏』観る。リングと回路と着信アリをあわせたような着想…といってしまえばそれまでだが、意外に引き込まれる。池田君と一日語り合ってしまった。初のコモンカフェは影絵とブラックメタルを順番にやるライブ。com+position再結成はなんともケッタイな彼岸に足を踏み入れておりました。ザンパノでライブをされていた細馬さん、中尾さんに合流しようと早めに京都に戻ったが、二人がうかれて踊り狂うさまに恐怖し、そうそうに退散し結局また餃子の王将

4日(水)
パララックスに寄って、東福寺。そのあとテニスコーツのお二人と山、寮、川辺などにて親睦を深めました。日付がかわったころ、池田君を呼び出して餃子の王将

3日(火)
瓜生祭3日目でかえる目。夜は天下一品本店で打ち上げた後、細馬さんのアパートで、かえる目+長谷川健一さんでレコード聞きながら打ち上げ。そのあと餃子の王将にてテニスコーツのお二人と合流。瓜生祭ライブ企画の方々も合流して打ち上げ。

2日(月)
ライブを拝見し、そして餃子の王将にいった。造形大と宿泊先が徒歩数分なので、この界隈からまったくでることなく時間が過ぎて行く。

1日(日)
ホース。京都造形大の春秋座は歌舞伎をやったりもするホールだと聞いていたので、広くても生音がよいに違いないとにらんでいたが、正解でした。余韻を聞いているうちにテンポがズブズブになるという予期せぬ効果もあり。こういうところでも録音してみたいな。江崎さんと二人で餃子の王将。そのあとyugueの中尾さんSP鑑賞会にいったら、ほとんど身内だけで中尾さん初期テープ作品鑑賞会をやっていた。そのあと細馬さんとラーメン食べた。

あと、滞在中にようやく『ケルベロス第五の首』読了。新しい太陽の書の衝撃さめやらぬまま、こちらもまた世界の把握の仕方が根底から書き換えられてしまうような強烈な体験。読み終わった後もずっと考え続けてしまう。未訳のものも読んでみたいけど、さすがに歯が立たなそう。

ともあれ異様に充実しておりました。みなさんありがとうございます。

今日からはめずらしく人前にでる機会の無い一週間。こもらないとできない作業に没頭したいとおもいます。