R.H.の手記

注文していたビデオが届く。小さな男の子が保母さんの扮装をした父親に折檻されている場面 を撮影したものだ 。多彩な拷問用具が用意されており、きわめて裕福な家庭であることが見て取れる。このような残虐な行為が平然と行われているという事実に強い怒りを覚え、私は・・・・・生まれたままの姿になってしまった!。鏡に向かって様々なポーズを取る。隆起する筋肉。私の一部分 が充血していくのがわかる。画面の中の少年はどうやら失神してしまったようだ。父親は家政婦を呼びだし、運ばれてきた牛乳を満足げに飲み干した。少年の体のアップ。無数の生々しい傷が、この虐待が日常的に行われていることを物語っている。私はこの傷ついた魂に対して何が出来るだろうか。ステレオでワーグナー。偉大な精神に包まれる瞬間。『BOM』誌を鑑賞、オナニーを20回。