R.H.の手記

休日なので奴隷達とゲームに興じる。今日の競技はもちろん「リアル大貧民」。2チームに分かれ、街からさらってきた浮浪者達にトランプの刺青をしたのち殺し合いをさせるという極めてシンプルなゲーム。しかし連れてくる奴隷達も必至である。なにしろ、彼らがもっとも大切にしている人間の命が懸かっているのだから。ちなみに優勝者には刺青が焼きごてにレベルアップするという特典がついた上に敗者の最愛のものを始末する栄誉を授けられる。敗者の愛する相手が私だったため(よくあることだ)、一晩中浮浪者達とランデヴー。用意してあった巨大アリクイの穴に誘い込み一網打尽。人間が節分の豆のように地面に吸い込まれてゆく。次の日会社に遅刻してしまい、社長にこってり絞られる。すきをみて社長室に忍び込み、人さし指で羊羹を穴だらけにした後、できた穴の一つ一つに舌で輪に結んだ陰毛を入れておく。ハイジに出てくるチーズをそのまま黒くしたような按配になったので、おおいに満足する。一晩中泥田坊の懇願に悩まされる。