引き続き『怪奇大作戦』。岸田森にどんどん魅了されていく。マッド・サイエンティスト的でありつつ正義漢で、奇人ぶるところなくいたってクールなのに面 妖。ステキすぎる。「呪いの壺」見ました。素晴らしい。30分ドラマでもこんな終わらせ方ができるのだ。ツタヤで残りの大作戦と、『血を吸う眼』などを借りる。吸血鬼岸田も楽しみだなぁ。ライブをみにオフサイトにいったところ、WRKの角田さんにお会いし、これまで面 識ある程度だったにもかかわらずプログレについて一大トークを繰り広げる。この方はすごすぎる。プログレファンといっても所詮イタリアどまりの僕とはワケが違う。東欧や南米はもちろん、いまやグルジアウズベキスタンプログレがお気に入りらしい。話題は尽きず。感銘を受ける。あ、今やっている角田さんの展示も必見かと思われます。木や金属など、30以上用意されたさまざまな素材を介して順番にホワイトノイズをならし、物質に固有の振動を聴かせる。ライブもすごくよかった。伊東さん、アンプの音量 をどんどん下げていっていたようだが、アコースティックの蛍光灯がよい音だ。たしかにまぶしいが、目を見開いて直視しているといろいろな模様がみえておもしろい。sachiko Mさん、いつもながらすばらしい。ひとつのサイン波が通奏でなってるんだけど、よくきいてるとこれが微妙にゆれている。それから、今月20日に共演させていただく大分のサックス奏者山内さん。もともとフリージャズを演奏されていたそうだが、どういう経緯でこうなったのか、興味がある。生楽器具体音サックス奏者は最近いろいろといるけれど、山内さんはその誰ともちがって、音色はすごくドライなんだけど生身なかんじも失っていない、なんとも言い難い域に達しているとおもった。ライブインフォのところに山内さんについての大友さんのコメントを載せておいたので、読んでみてください。今日は服部が見に来ていたので、ライブ終了後は適当なトーク。角田さん、これからいろいろ聴かせてくださるとのこと。素でうれしい。後から来た江口に対し服部は、おまえソロでいこうとしてたところにモーニング娘。にとりこまれてしまった藤本美貴の切ない気持ちをわかってやれるのか、と説教していた。オフサイトカレーはいつにも増して辛かった。でもその辛さを、甘くて酸っぱいヨーグルトをかけることによりすこしでも和らげようとしてくれてる伊東夫妻のあったけえおもいやり。ぜんぜん関係ないけど、僕、3/13発売の例のもの、予約してしまった。その日から一週間くらいはこの世に存在しないものと思ってください。