こどもの日ということで、杉本さんの曲を家で録音。杉本さんがチェロで木下君がヴァイオリン、僕がピアノ。エンジニアはキャプテンである。キャプテンがヴィオラを弾くのもあって、二曲やる。日の目を見るのを乞うご期待。終了後、新宿まで出て、前回同様さくら水産でうちあげ、前回同様三人でくだを巻く。そのあとイラストをもらうべく泉君宅へ。案の定描き終えておらず、おまけに謎の男達が数人たむろしていた。アパートの上の階に巣くっている人々で、映像を作っているチームらしい。この世の裏側についていろいろ教わった。ちなみにこのアパートは、僕が大学時代にバイトしていた不動産屋の持ち物件で、値段は格安だが、どうやら呪いがかかっているらしく、住んだ人間にかならず不幸がふりかかることで知られている。広末涼子の妹役としてCMデビューさせてやるという詐欺にひっかかった人物がいたが、あの事件はいまだに真相がよくわからない。第一ホテル東京ベイで記念パーティーがあるというのでみんなでのこのこでかけていったらなんにもないどころかヤクザみたいのに出くわしてしまった時は心底おどろいた。もちろんそんなパーティーはなく、しっかり着付けしてきてたお母様や、おそろしくドレスアップしてきてしまっていたご友人一同達を前にして砂を噛むようなおもいをしたものだ。でまぁその後なにがあったのかはよくわからないのだけどなんとか事なきを得たらしく、この部屋を出ていったあと入ったのが泉君。しばらく空室のままだったのだが、泉君が最初に足を踏み入れた際、謎の数字が書かれた紙が無数に部屋に散らばっていて、押入の壁には地球上のものではないあやしげな文字が書き込まれていたそうだ。なにかの魔物を召還しようとしていたのだろうか。いまのところ泉君は大丈夫なようだが、もしかしたら僕らの知らないところでものすごく不幸なのかもしれないネ!。そんなわけでイラストはもらえず、また明日夜待ち合わせることに。終電で帰ろうとしたら、その映像団体のひとりがホームにいたので一緒にかえる。東村山在住の方だった。映画談義にしばし花を咲かせる。