マイノリティ・リポート

チラシを関西に送ると同時に、配布をお願いした方が案の定電車賃がないとおっしゃるので口座に入金。こんな振り込みに慣れっこになっているのがなんとも切ない。最近はチラシ効果の少なさを物語る報告が数多く寄せられており、もはや茶色の小瓶に手紙をいれて大海原に投げるような心境になっている。でも、誰かが拾ってくれると信じる気持ちを大切にしたい。そういえば一昨日Mattinについて書いておいて、ライブについてはなんにも触れていなかった。せっかくなのでここにも書いておきます。


2004年1月26日(月)open 19:30 start 20:00 charge 1500円
アクセル・ドゥナー/Mattin/宇波拓 それぞれのソロとトリオ(多分)
京都 立体ギャラリー射手座(075-211-7526)


2004年1月27日(火)open 19:30 start 20:00 charge 1500円+飲み物
アクセル・ドゥナー/Mattin/江崎将史/宇波拓
大阪 cafe/antique FUTURO(06-6532-5830)


ぜひ見に来てください。会場の地図なども載せたページもつくるので、できたらまたこの場でお伝えします。はてなダイアリーは便利だなぁ。自分でアップロードしなくていいのはたいへん楽である。あとから消したり書き直したりも自由自在だ。


和田弘氏が亡くなった。恥ずかしながらマヒナスターズをちゃんと聴いたことはないのです。だが、大学にいた頃、先生に和田氏のCDをお借りして、よく聴いていた。ちょっと記憶が定かではなく、検索してもわからなかったのだが、たしか「魅惑のスチールギター」といったタイトルで、懐メロをスチールで演奏した二枚組。あまり一般には流通していないものだという話だった気がする。これはよかったでした。超絶技巧のソロとか一切なしで、淡々と誰でも知っているメロディを演奏しておられる。イージー・リスニング界においてもあそこまで無欲なものはなかなかないのではないだろうか。昼間かけていても、2曲目くらいで睡魔に打ちのめされました。あのCDをまた聴きたいな。探します。和田氏の音楽がこれからも広く聴かれるよう切に願います。