塩と原発

事情があって福井県の小浜あたりにいってきた。たまたまだけど古墳時代の製塩遺跡をみることができた。
http://www.city.obama.fukui.jp/oide/bunkazai/seienn.htm
姿を見れなかったけど、この近くには原発もある。
http://www1.fctv.ne.jp/~sksknet/genpatu/

夜は京都へ。パララックスレコードへ。閉店作業がこんなにたいへんだとは知らなかった。でくのぼうのように立ちつくし、商品が覆い隠されていく様を見る。藤井君と飲む。京都といえば、天下一品発祥の地として有名だ。ぜひ本場のを食べてみたいとわがままを言って木屋町通りにあるはずの店舗へ向かったが、これはつぶれていた。が、ここで引き下がるわけにもいかないので二条にある天一に向かうことにする。ディスカウントショップでビールを買って、歩きながら飲む。夜風が冷たくて気持ちよかったけど、しばらく歩いて不安になった。歩いていける距離なのだろうか? 藤井君に問うと、不敵な笑みを浮かべ、まだ半分もきてないとのことだった。一気に士気は下がり、結局、藤井君は自転車で、僕は地下鉄で向かうことにした。二条城前、と二条と別々の駅があったので、藤井君に電話してきくと、城前のほうだ、といわれたので、従順に一駅で下りたんだけど、天一らしきものがみあたらないのでもう一回電話したら、駅は二条のほうだったらしい。聞いたんだからちゃんと教えてほしい。また地下鉄のるのもあんまりなので一駅歩いた。で、天一ですが、期待してたんだけど、東京のと味、一緒だな・・・。定食のメニューがちょっと違うくらいで。ここまでして来る必要はあったのだろうか?パララックスの近くの和民とかでよかったんじゃないのか?そんな疑問を頭の片隅に抱えつつ、藤井君と音楽の話など。こういう熱心な人がいると、演奏をしたり、レーベルをやったりしてて、よかったなぁ、と思う。パララックスはただ商品を売るんじゃなくて、ちゃんと音楽を伝えようという意志があるすごくよいお店です。贅沢にホテル泊ですが、戻って〆切とっくに過ぎた原稿書き。これヒョッとして、缶詰ってやつ? でも疲れてたしビールも飲んじゃったので結局頓挫して寝ちまいました。