Fringesからの荷物がやっととどいた。イタリアの郵便事情にはほんと困ります。今回は3個同時に送ってもらって、そのうち一個だけがやたら遅れて着いた。着いたからいいけど、一度はほんとに海の藻屑と消えましたからねぇ。ジュゼッペ、よく通信販売なんかやってるよ。で、段ボールをあけてみたら、目を覆うような状態です。緩衝剤っていうの?クッションにプチプチとか使いますよねぇ。ジュゼッペ、おやつのカールにそっくりな黄色い発泡スチロールを詰め込んでたんだけど、これが長旅を経て、砕け散ってパウダー状になってるの。おまけにレコードをケースから出た状態でそのまんま箱につっこんでるわけ。当然の結果、この黄色い粉がレコードの溝に入り込んでるのです。あれこれ手を尽くしてきれいにしようとしたんだけど、静電気で次から次へとこの粉が付着する。ケースにも入り込んでるしなぁ。これ、売り物になるのか?泣きそうになりながら数時間かけてお掃除しましたが効果なし。バイトも遅れてしまいました。バイト先にはDJをやっている方がいるので、この場合の対処法をうかがったところ、水洗いがいいとのこと。それかママレモン。ただ、失敗するとほんとに使い物にならなくなるらしいので注意が必要らしい。どうしたものか。それか、超音波だか怪電波だかなんだかをつかったレコード洗浄機ってのがあって、これは効果絶大なそうなんだけど、30万くらいするんだって。とりあえず途方にくれてます。たすけてジュゼッペ。


昨夜江崎さんと猿について話した。猿の皮を食すには無毛しかありえない、という提案に対して、江崎さんから、いっそ羽根にしてしまえばむしりやすいのではないかという方向性が示唆された。この猿は、あらかじめむしられることを前提として全身が羽根に覆われていることになる。近代合理主義の産物ともいえる無毛猿に対し大いなる疑問がなげかけられた。また、合理化を徹底する方向性についても話し合いが行われた。とあるアメリカのハンバーガー会社が、四角いハンバーガーを開発したらしい。運搬する際、直方体だとキチッとコンテナに入るので、体積を最も効率的に活用することができるのだ。これを猿にも応用すべきだという意見。最新のバイオテクノロジーにより、食用猿はあらかじめ直方体にする。ただ、顔や手足を奪ってしまうのはいかに食用といえども人道に反する。解決策のひとつは、こうした器官を直方体の内側に生やしておくことだろう。外から見ると、毛のない猿状の箱。内側に顔と手足があって、猿としての活動を行っているのだ。ついでに葉緑体を組み込めば光合成で栄養をまかなえるのでたいへん便利。まぁ表面が緑色になるのが難点だが、栄養面では少しマシになるかもしれないです。