アクセルは今日ライプツィヒでライブがあって、僕はこの日の夜中に発ってしまうのでお別れも兼ねて朝二人で近所のカフェにいった。この人の印象もずいぶんかわったなぁ。二年前に会ったときはもっとこわいひとだと思ってたんだけど、むしろはにかみやさんですな。実は毒気がまったくなく、いつも人のよいところを見ようとしている気がする。また近々会いたいものです。アクセルに別れを惜しんだ後、アンドレアの部屋でコーヒーを飲んで、それからアレッサンドロが迎えにきてくれた。昼食に招いてくれて、なにがよいかと問われたのでドイツ料理がいいと頼んでいたのである。いままでほとんどカレーしか食べてないからな。どうやら由緒ただしいらしいレストランに行った。豚の足を料理したやつを勧められて、それはまぁ豚の味がしておいしかったんだけど、添え物のマッシュポテトがよかった。あれはおいしかった。アレッサンドロと彼女のアンチャは去年日本にきたときちっちゃい飲み屋に入って、カラオケで「100万本のバラ」と「ライク・ア・バージン」を歌ったらしい。それから会場にいってリハ。コンサートは三日とも結構ひとが入っていたんじゃないかな。クリストフに頼まれて持っていった日本のおかしもなかなかよろこばれていたようだ。杉本ギターQがすばらしく美しかった。今回はなんというか、ときめいたね。出発の準備をしなくちゃいけないので、打ち上げには出ずお先に失礼する。よく考えたら夕飯をたべていなかったので、アンドレアとアミちゃんとアラブ料理屋にちょっとよった。