チラシ

最近、僕の先輩にして友人がはてなダイアリーをはじめたが、はたから見ていると、ご自分で想定された「はてなダイアラー」なるものになんとか近づこうと努力と時間を積み重ねているように思えてならない。会ってもはてなの話ばかり。歌までつくっていた。もともと筆の立つ人だし、事実、映画については私的なことばを用いつつ、かつ批評として成立させるさすがの手腕であるので、それだけに、なんだか胸が痛む。だが、我が身を振り返ってみると、なにか中身のあることを書きたいと思うが故、結局そこまでモチベーションを高めるには至らずなーんもしねぇというジレンマに陥っていたようである。いま、江崎さんや泉くんのユニークな行動を克明に記述していたあのころの、瑞々しい気持ちにもどる必要があるのではないだろうか。そんなわけでこれからはあんまり考えずに書くことにしました。今日はバイト終わった後、ギュンター・シュナイダー&バーバラ・ロメンのチラシをつくった。もう二週間後なのでいまさら作っているのはかなりマズい。コンビニでコピーしたが、定規がみあたらなかったため、こないだついうっかり買ってしまったプレステ2をかわりに使ってみた。プラスチックとはいえそれなりに強度があり、ある程度重さもあるためなかなかよろしい。カッター台もなかったので段ボールで代用。結果、まぁちょっとガタガタになっちゃったけど、チラシはできた。ぜひ多くの方にご来場いただきたいものである。ここ最近はマッティンとのツアーの準備でおおわらわだ。なぜかというと、ライブをいれまくっていたら、ウィーン、スロヴェニアスロヴェニアの山奥、オーストリアの田舎町、スイスの地方都市、それぞれ一日ずつで移動といったバカげたスケジュールになってしまっていて、移動手段の調整が正直キツい。マッティンはどうやら「ぼくのかんがえた世界地図」をもとにブッキングしているらしく、それを現実化するのが僕の役目になっている。とりあえず、体力的なことは抜きにして時刻表上移動できるルートはなんとか確保できつつある。欧州格安フライトと鉄道についてはかなりエキスパートになった気がします。最近買ったCDでよかったのは松永孝義さんの初ソロ『The Main Man』です。寡黙、ということばがこれほどしっくりくるベーシストはちょっとほかに思いつかない。大原裕さんの曲、ほんとに泣けました。