ザヴィエ帰国

日曜
ザヴィエ東京観光。若者の街、原宿に行ってみたいということだったが、まずは巣鴨、とげ抜き地蔵商店街へ。市が出ていて予想を遙かに上回る老人の量に圧倒される。ザヴィエは屋台にて七味唐辛子ストロングブレンドを購入。蕎麦を食したのち原宿へ。five Gでシンセなどを愛で、梅田君と合流、柄にもなく竹下通りを歩き、ザヴィエにクレープをおごってもらった。服を買いたいとラフォーレ原宿を俳諧しはじめたザヴィエを待っていたら、巣鴨で買ったピーナッツの入った袋に梅田君が蹴躓き、ラフォーレの床にピーナッツが散乱。別の会合がある梅田君と別れ、土産ものなどを買いつつ渋谷まで歩く。渋谷駅前の雑踏はザヴィエにとってなかなか印象的な風景らしく、延々と写真を撮り続けていた。クララに行ってみたもののドアは閉まっていた。最近いつ行っても空いていないが、やや心配である。それから新宿「島の人」。新メニュー、田芋のコロッケが美味なり。横で飲んでおられた方々とすこし交流。帰宅後また歌と声帯模写を止めどなく続けるザヴィエ。

月曜
ザヴィエは大友さんとデュオのレコーディング。待ち合わせ場所まで送り届けた後、吉祥寺セントラルで「コンスタンティン」。牛がバタバタ倒れていくところの描写に一瞬おおっとなったが、そこで横の席にいた老夫婦が帰ってしまい、せっかく二人で映画館にきたのに残念だったなぁと全く関係ないこっちがさびしい気持ちになった。主役陣はどうもそれほどの業を背負っているようには見えず、軽い感じがしてしまったが、ガブリエルとルシファーがなかなか存在感があってよかった。羽根がはえるところでDead or Alive 2を思い出す。その後、大蔵スタジオへ。録音終了を待ち、近所の居酒屋でザヴィエおわかれ会。寝る前、コンピューターに取り込みつつキッドアイラックでのスピーカートリオの録音を聞いたが、ビジュアルがはいってこないとそれはそれでまた別の面白さがあった。

火曜
炊き込みご飯とみそ汁の朝食をいただいた後、成田エクスプレスに乗るザヴィエを品川まで送る。また近々会えることを願いつつさようなら。新宿にでて、ルノアールでいくつか書類仕事を片づけた後、歌舞伎町で「Shall we Dance ?」を観る。日本版ほぼ完コピ。唯一異なるのは原典ではあまり日の当たっていなかったリチャード・ギアの奥さんに話の焦点があることで、しかもこの役がやけに輝いているのでカバーした意味もあったというものだ。帰って昏々と眠ってしまう。

水曜
朝から仕事。ザヴィエから無事帰宅したとのメールあり。