依存

依然としてレコードとマンガを買い続けているが、最近私生活がアレ気味なこともあり、これは買い物依存症なのではないかとも思い始めた。今日もユニオン中古センターにいったらたまたまプログレフェアをやっていて、ずっと探していたレコメンサンプラーをみつけて若干値が張ったもの入手した。それからアート・ベアーズ、あと、イ・プー、オザンナ、バンコ、アレアなどイタリアもの。このへんは高校のときよく聞いていたが、なぜか今たまらなく手元にほしい。イエスの危機やマグマライブもLPでほしかったので買った。ジェネシスもぜんぶほしいが、フォックストロットとか怪奇骨董音楽箱はさすがに高いなぁ。ちょっと電子レンジを買おうかなとも思っていたのだが、そのお金は吹き飛んだワケ。しかも帰ったら、先日海外のクラシック中古LP専門オンラインショップで買った荷物が届いていた。ショスタコ本人が弾く24のプレリュードとフーガ、ナンカロウ、BARTOK RECORDSからでているバルトークの44のヴァイオリンデュオ、よくわからないメロディア盤など数点、どれもすばらしいものばかり。中古専門のお店なので在庫はすべて一点もの。URLをここに書きたくないと思ってしまうわたしはあさましいだろうか。あと、最近のわたしは音楽家だといえるだろうか。よくインタビューで、この世に聞きたい音楽がないから自分で作るのだ、という発言を見かけるが、今は世の中、聞き直したい、聞いてみたい音楽で満ちあふれているという心境である。いまはレコードを集めることで満足しているが、きっとこれはいずれ創作意欲に結びつくと信じたい。それにしてもイ・プーやバンコはいい。大げさなわりに、感動の予感だけが通り過ぎていくような切なさがある。あとTAKENの3と4もみた。米政府はすでに宇宙人と接触していることを確信する。4は森の中の遺跡からミイラがでてきたり、悲しい心を抱いた異形の怪人があらわれたりと、ホラー風味だった。