ニェメン

妖怪大戦争』をオールナイトでみるべく歌舞伎町に行ったところ、どうやら土曜の夜のみで金曜夜ではなかったようだ。全ての映画館の扉はかたく閉ざされていた。これはうっかりである。帰り道、99円ショップで蒟蒻ゼリーを購入して帰ってきた。さておき、昼間は杉本さんと待ち合わせてontonsonへ。ついに『狐独』が日本市場に出回る日が来たようである。私もEric La Casa関係やレバノンものをさせていただきました。来週にはホームページに載せていただけるのではないでしょうか。ちなみに現在、マッティンのw.m.o/rが一挙入荷されているもよう。CD-Rものはかなりわけわからないので是非聞いてみてください。
http://ontonson.com/
さて、その後パルコの下の喫茶店に寄ろうとしたが高そうなのでやめて、山の手教会下のルノアールへ。キン肉マンクレクレタコラ、怪獣映画の音効、あだち充を受け入れられるか否か、といった文化的事象について激論をかわす。その後ユニオンへ。ポポル・ヴフ、ジェスロ・タル、そして欲しかったポーランドのニェメンを入手。杉本さんと別れ、楽器屋さんを何軒か。やはり高いギターはいい音がするが、買えない。
ニェメンはすごいよかった。私が買ったのは「Enigmatic Red」と呼ばれている5枚目。渋いオルガンロックをバックに歌い上げられるコブシの効いた哀愁のメロディー。女性コーラスも入っています。ちなみに昨日は昨日でロシアのレコード屋さんでウストヴォルスカヤのメロディア盤を格安でみつけて、同店でオメガの2枚組ライブ盤もあったのでオーダーしてしまっていたのだった。なかなか留まるところをしらないかんじになってきた。まぁ最近バイトも増えたし、いいことにしよう、と自分に言い聞かせています。
昨日は下北沢のレテに直嶋君企画を見に行ったのだった。木下/直嶋デュオは端正な演奏でよかった。客席は秋山さん、杉本さん、古池くん、私というミニマルかつ味わい深い顔ぶれ。台風だったものね。直嶋君はレテで毎月ライブを企画されているとのこと。来月は19761977の竹田君とのデュオだそうだ。ぜひ見に行きたいが、日付がわからない。これからもがんばってください。
その前の日も下北で、キャプテンのソロを見に行った。後半しか見れなかったけど、ギターの倍音がすごいことになっていてクラクラした。聞けば一本のギターでギターアンプ三台にPAスピーカー4つを鳴らしていたのだという。ベルリン長期滞在から帰ってきたとしまるさんにもお会いした。むこうは楽しかったそうで、また行きたいなぁ。
そういえば東欧南欧が大洪水、水没した街もあるとのニュースを見てたらインスブルックの名前が挙がっていたので心配していたのですが、グンター・シュナイダーさんご一家はご無事だそうです。