ソウル勢来日

自分の許容範囲を超え気味なスケジュールがなお進行中。まぁあきらかにフルタイムのバイトをいれたタイミングを間違えたせいで、自分が悪いんですが…、体調もすぐれないし、連絡事項も滞りがちでなんともやりきれないところ。

しかしながら、先週末の連続イベントは充実してました。
ヨネモトルームは、雑談っぽいながらヴァンデルヴァイザーの面白さに迫れたかも。おおげさかもしれませんが、その作品が存在することで、その後の人生が、世界の見方が変わってしまうようなフレームを提示されてしまうような、説得力があるように思います。
そういえば今夜、チューリッヒのギャラリーで、Stefan Thutというチェロの人が杉本さんと僕の曲を演奏するという催しがあるのだった。とりあえずヴァンデルヴァイザーのページでインフォを発見。
http://www.timescraper.de/Kalender2006-Dateien/index.html#november
このイベントはマンフレッド・ヴェルダーさんが企画してて、ほかの日にはロードリのお姉さんでヴァイオリンのアンハラッドが出演するもよう。こうやって海外のライブに譜面だけ送りつけるっていうのもなかなか面白かったです。僕のは演奏前にいろいろ算数をしなければならない面倒な曲なんですが、送ったらすぐにチェロの人から計算結果がおくられてきて、なにがだかよくわからないが、さすがだなぁと思った。杉本曲も聞いてみたいが、録音されるかな。

ループライン室内楽も三回目で企画としてはこなれてきたかな。身の回りのひとの傾向を月一くらいのペースで見続けられるのはいいと思う。来月は上江州さんのハープ独奏会を予定してます。12/8です。
で、野外音楽会は、早めに行ってみたら前回は石をつたってわたれたところが増水してて、中州にたどり着けなくてかなり困った。おもわず杉本さんと川にはいって石遊びをしてはみたものの、膝近くまで水があって、お客様が水没したらやだなぁとおもい断念。結局多摩川をわたったところにいい場所が見つけられてよかったんですが、音楽をやるまでにこういう手順があるのもなかなか楽しかった。今回はどの曲も、野外ならではの空間がおもしろくつかえたんじゃないでしょうか。自曲は茂みのなかにいたのでどうきこえていたのかはわかりませんが。角田さんの録音を聞きたい。
で、コズミック・ユリネーションもあったんでした。サウンドチェック後にエンジニアの方に、ジャーマンロックですよね、と確認されましたが、実際ヴァイオリンとドラムの参加でそれっぽさはかなり増量されてました。真後ろで聞いてましたが、畠中さんのサイケデリックなギターがイイ味をだしてました。そして、角田さんのご友人につくっていたTシャツがすばらしい。バイト先にはとても着ていけません。木下君、中尾さんにはぜひまたご参加いただきたいです。

さて、突然明日明後日の話になりますが、韓国のミュージシャンが来日します。
明日がループラインで、杉本さんのオペラ南十字星アウラノイザズ、asuna君も出るイベント。ハンキルとサンテはデュオです。
http://www.hibarimusic.com/j/event/seoul.html
で、明後日の土曜日はGRIDで、サンテ伊東デュオとハンキル宇波デュオの二本立て。
http://d.hatena.ne.jp/GRID605/20061111
このふたりはソウルのシーンをつくっていこうという意志にみなぎっていて、スペースの立ち上げを試みているそう。こないだ、マッティン/宇波というかなり面倒な部類に入るであろう組み合わせと四人で録音とかもしてて、柔軟かつ芯の通ったすばらしいミュージシャンだとおもいます。ぜひぜひ見に来ていただきたいです。

で、いろいろあるもんで当然映画などは全然みれていなくて、録画したスタートレックもずいぶんたまってしまった。睡眠時間削り気味で諸々取り組んでいく予定です!