アメリカでは4

MOMAへ。なにぶん大きいのでじっくりみていたらくたびれてしまったが、いちばん印象にのこったのはマレーヴィチジャコメッティでした。店長は悪魔のような男だが、味は格別だとショーンにすすめてもらった近所のファラフェル屋へ。さすがにうまい。アーストワイルのジョンと座間さんにお招きいただき中華粥屋へ。今年のerstquakeはフィラデルフィアで開催され、スゴいギタリストが出演するとの情報を得る。やや小雨ではあったがちょっとぶらぶらして時間をつぶしてから、土曜日に演奏するthe issue project roomへ。
http://www.issueprojectroom.org/
ブルックリンにあるちょっとかわったスペースで、元はタンクかなにかだったのだろうか?円形である。なにより、周囲から隔離されていて静かなのがよい。The Wingdale Community Singersというバンドのライブ。ほんとはデヴィッド・グラブスが参加していて、それで知ったのだが、今回は残念ながら不参加。Rick Moodyというひとがたぶん中心人物で、この人は作家さんらしい。メンバーは四人で、ギター、フィドル、ピアノ、アコーディオンなどをいろいろとっかえひっかえしていて、音楽は古き良きアメリカンフォークでしょうか、完全にストライクゾーン。コーラスがとても美しく、すっかり聞き入ってしまった。聞き取れるかぎりで、歌詞は「全裸のゴス少女」「炎上するポルノショップ」といったかんじで、たぶんおもしろいんだとおもう。メンバーのNina Katchadourianというひとが、音域が低くていい声だった。このひとは本職はアーティストさんらしい。
http://www.ninakatchadourian.com
いま調べてみたらこのバンド、P-VINEから日本盤も出ていた。
http://www.bls-act.co.jp/music/detail.php?wpid=2585<id=32
Ninaさんはいないっぽいが、ラジオ番組出演時の音源がここで聞けました。"Listen to the whole show"というところ。
http://www.wnyc.org/shows/spinning/episodes/2005/08/14