お知らせなど

今週金曜日から三日間、東京、京都、名古屋とONJOツアーがあります。実験的な段階にあるので、見逃せないのではとおもいます。詳しくは大友さんの日記をご参照ください。
http://d.hatena.ne.jp/otomojamjam/20071009

そのあと、来週水曜はループライン室内楽シリーズ第三回。今回のゲストはグンター・シュナイダー、バーバラ・ロメン。ラッヘンマンの"Salut fur Caudwell"演奏でしられる名手です。
http://hibarimusic.com/?p=122

そのあとはかえる目ツアーでまた京都、大阪、彦根、東京とまわります。『主観』はまだ世に出回っていないのかな?これもまた、一見普通なのによく考えるとなぜ存在しているのかわからなくなってくる、なんとも奇妙な作品になっているとおもいます。
http://12kai.com/kaerumoku/index.html

最近みた映画はたぶんこんなかんじ。
燃えよデブゴン4 ピック・ポケット!』
燃えよデブゴン3 カエル拳対カニ拳』
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』
『ビューティー・ペア 真っ赤な青春』
『首』
『パンツの穴 キラキラ星みつけた!』
『スキヤキ・ウェスタン・ジャンゴ』

古池くんが、再見したいのだがどのデブゴンだかわからないと首をひねっていたのはおそらく4ではないかとおもいました。『首』は戦時下の不正に立ち向かう弁護士の話だが、法的な手順を踏んで行こうとするうち狂気としかいいようのない行動に踏み出ささずにはいられなくなっていく、ドライで緊迫感のある描写がすごい。よくもまぁこんな映画がつくられたものだと思ったら、なんと実話映画化だったそうで、これまたびっくり。『パンツの穴 キラキラ星みつけた!』は、どう面白かったのかを言葉にするのがもったいない気になる快作。

ところでゆらゆら帝国の新譜、これはすごいですね…。なにか目新しい要素があるわけではないのに、配置の仕方というか、それぞれの在り方が異様なことになっているので、なんとも聞いたことのない妙な音楽になっている。強いてなにかを想起させるかといえば…、CANでしょうか、いやぜんぜん違うのですが。実験精神に満ちたすばらしい作品だとおもいました。