ハンブルク7

今朝までアネッタ・クレプスがハンブルクに来ておりまして、2日間リハとハウスコンサート。相変わらずの…というかパワーアップしているような気もするおもしろ人物ぶりを楽しませていただいただけでなく、非常に有意義な録音ができました。天狗と狐以来自分の演奏がすっかり変わってしまったのですが、アネッタはそれを普通のことのように受け止めて演奏してくれていたような気がします。

アネッタは膝においたギターで奏される無機質な具体音が特徴的ですが、妙に生身っぽいタッチのよさがあって、たぶん素直にやりたい音楽をやっているだけなんでしょうが、硬質かつあっけらかんとしたかんじが本当に好きであります。で、宣伝になりますが、そのアネッタ、来月4年ぶりに来日します!
http://hibarimusic.com/?p=212
ぜひぜひご来場ください。ご予約うけつけております。

折り返し地点を過ぎたハンブルク滞在。金曜日はデュッセルドルフでアントワヌ・ボイガーさんとそれぞれの曲をやる二人コンサート、月曜はベルリンのKULEにてアクセル・ドゥナーと演奏。それからたまたまベルリンにいるらしいジャンリュック・ギオネと一緒に電車でハンブルクにもどってデュオで演奏、というようなスケジュール。あとは部屋でホースの作曲をしたりしています。