ロック画報からCDが届く。戸塚君がやめてしまって、もうないものだと思っていたのだが、またレビューを書かせてもらえることになっていたのだ。今回は、最近再発になった天井桟敷の「薔薇門」や勝新太郎など、四点。ひょっとして、ロック画報編集部における僕のキャラクター設定、微妙に間違ってるんじゃないか・・・。そんな疑問を抱かないでもないが、がんばって書こう。電車の中で、現在唯一つきあいのある地元の友人、滝野君に偶然遭遇。中学時代、共に万有引力を見に行ったり、筋肉少女帯のライブに行ったりしたものだ。せっかくなので喫茶店に行ってみた。現在、とある新聞社でバイトし、風俗情報サイトを作らされている彼。仕事柄、恐ろしい人と知り合う機会も多いという。この世の裏側をいろいろ教わった。二人してすっかりダークな雰囲気になり、別 れを告げる。ちなみに滝野君は今月、会社の上司のおごりでインドに連れて行かれるのだという。会社勤めというのはそういうものなのだろうか。映画に行こうと思っていたのだが、時間は過ぎてしまっていた。ヨドバシカメラなどで買い物。深夜、ケーブルテレビで間寛平主演の『ファンキー・モンキー・ティーチャー4 高校教師』を見る。黒沢清監督が「映画は恐ろしい」のなかでとりあげていたので、気になっていた作品だ。確かに、柔らかな光のなかにたたずむ冷徹なカメラが、ただ暴れ回る狂人を見つめ続けるなんとも言い難い映画だった。終わってチャンネルをNHKにかえると、カーペンターズのドキュメンタリーをやっていた。録画すればよかった。カレン・カーペンター、歌ももちろん素晴らしいけど、ドラムもいいですね。