最近覇気がないとお悩みの方にぜひおすすめしたいのが、この時期、大学にいってみることである。一時的な向学心に燃える若者がいっぱいいて、こっちまでフレッシュになった錯覚に陥ります。というわけで久しぶりに母校へ足を運んでみる。初々しい。自分にもかつてこんな時期があったとは信じがたい。サークル新人獲得を狙う上級生も必死だ。「オリジナルバンドサークル」というプラカードを持った若者が、「ブランキー・ジェット・シティくるり」と連呼しながら練り歩いていて、なかなか牧歌的。誘う方も「文学とかどうですか」とか「ロックとかどうですか」とか漠然としてことしか言わないので、新入生もお困りのことだろう。かく言う僕も、新入生の方ですか、と二回声をかけられた。科目登録に来た林君に会う。彼は今年で五年生。この大学、今回からオンライン科目登録システムを構築したらしいのだが、あえなくサーバーがダウン。急遽マークシートに変更されたそうだ。そのトラブルのせいで授業が一週間おくれるらしい。さて、かつて僕が所属していたサークルも、新入生歓迎の花見をやるのだという。せっかくなので、ちょっと顔をだしてみたのだが、ものすごく寒かったので早々に退散する。みんな体力あるなぁ。