盟友古池君がドイツに一年間移住する。10日には出発らしい。ささやかながら送別会を開くことにする。だが、ただ酒を酌み交わすだけというのも味気なかろうということで、プレゼントを買うことにする。西武新宿駅で泉、服部と待ち合わせ。喫茶店で今度だすCDのために、泉君にイラストを描いてもらう。後から来た服部は、カクテルを注文し、不味いといってほとんど残す。三人で伊勢丹の地下へ。ドイツといえばやっぱりソーセージだろう。これからドイツに行く古池君に本場ドイツの味を伝えるべく、吟味。店のおばさんに事情を説明し、お勧めの逸品を選んでもらう。これで思い残すことはなにもないだろう。せっかくなので、デパート地下を堪能することにする。試食コーナーを探す服部の瞳は真剣そのものだ。

ソーセージを吟味する服部さん 色とりどりのお肉・・・・
ぼくだってお肉だい! 太巻も魅力だなぁ
私とお肉どっちが好きなの? お肉のおいしさと泉君
まだ死にたくないよぅ 食べ物しか見えない
くだもの?ケダモノ? フレッシュジュースを味わう
結局オレってことか・・・・ 古池君がドイツと出会う

待ち合わせは当然ディスクユニオンのメタルフロア。ここにくると今度は泉君がキラキラしはじめる。これ超最高、といいながら、いろいろなCDを眺めている。ブルヘリアのメンバーによる別バンドのCDなどを買っていた。古池君がなかなかこないので電話してみると、まだ高円寺だった。待ってるのもなんなので、先に会場入りする。ドイツといえば、やっぱりビールだろう。だが、本場ドイツビールといっていると高くつきそうなので、ビアホール「ライオン」で手を打つ。待っていたら、主賓古池君が登場。直前に待ち合わせしていたらしいトロンボーンの東さんも来てくれた。ジャーマンポテトを筆頭に、ドイツ風のメニューで攻める。じゃがいもが毎日食べられるなんて、うらやましいなぁ。

だが、ライオンも我々の水準からするとちょっとお値段高め。ドイツの雰囲気を味わっていただいたところであまり長居はせず、お好み焼き屋に河岸を変える。食べ物がからむと王様にならないと気が済まない服部君。素晴らしい手際で焼く。肝心の古池君は、引越の忙しさのあまりここ三日間不眠不休だったそうで、ほとんど眠っていた。