成田へ。マークとロードリはマットとは別の便だったので、定刻どおり。ゲートで出迎えたのはいいが・・・・ハープがでかい! よくもってきたものだ。アンドレアのインサイドピアノを経験してるから大丈夫だろうとたかをくくってたのだが、比べ物にならん。ロードリはカワイイ小熊が超常現象によって巨大化したようなかんじのナイスガイ。とりあえずバスで新宿へ。一旦キッドアイラックによって、楽器をおかせてもらって、二人にはこちらで休んでいただくことにして、僕はロードリのハープ用フライトケースを担いで自宅にもどる。自分の楽器と、マットのスピーカーをもってまた新宿にもどったところでようやくマットから電話。ようやく成田を出るところとのこと。この時点で5時。新宿で待つつもりを変更、キッドに行く。企画者として恥ずべきことだが、僕は電圧のことを伝えるのをすっかり忘れてしまっていて、マークはまだ音がでていない。急いで自分のセッティングをして、マットを迎えにいきがてら、マークと新宿に。で、変圧器をかって、万が一間に合わなかった時のために待ってもらおうと戸塚君にきていただいて、合流。セッティングのためにマークに先に帰っててもらって、戸塚君と顔を見合わせていたところでマットのバス到着。さすがにゾンビのようなみかけになっていたが、ここは働いていただかねばならぬ。で、またキッドに戻って、最終的にはなんとか事なきを得た。こういうことがあるから、やはりライブ当日入りは危険だとちゃんと僕が言うべきだったのだ。ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。が、ライブ前に反省を引きずるのはそれはそれでよくないので今後のための教訓にして、開場。大勢のお客さんが来て下さった。キャプテンとのデュオはすごく楽しかった。弦楽器ふたつ、というのはなかなかいいです。ティムはギターを解体。大友さんの繊細なフィードバック。首を固定していても位相がかわるので、おお、と思っていたら、パンもいじっていないそうで、勝手になっている現象なのだそうな。不思議だネ。Broken Consortはすばらしい。それぞれハイテクニックなんだけど、こんなことできますよ感がないのはなぜだろう。紳士だから? キッド恒例、地下の喫茶店で打ち上げ。CDを売ってくれた戸塚君、ありがとう! かれらのCDが異様に売れていた。すばらしい。ところで、としまるさんはなにか恐ろしい虫に足をさされ、歩行不可能になって、今日これなくなったそうだ。いったいどんな虫なんだろう。それにしても、ハープの電車移動はしんどいナァ・・・・。あ、家が遠いのがいけないのか。帰った後、家にあったすべてのビールを飲み干す。服部の指揮者っぷりがいかにすばらしいかという説明をして、演奏の半分はクラシックであるロードリは興味津々であった。イギリスということでイエスキング・クリムゾンと、あとは怪奇漫画のはなしなど。