朝起きると異様に体が重い。なにかが体におぶさっているようだ。そういう種類の妖怪がレバノンにもいるのか? 水と食べ物と、昨日の直射日光で絶不調。でも開演7時なのになぜかサウンドチェックが昼の12時からという謎のタイムスケジュールによりなんとか自分をだます。会場はギャラリーみたいなところでやけに立派な建物。まるで全然使われていないかのようだ。サウンドチェックといっても僕と大蔵さんのデュオなので場所を選んでちょっと音出して終了。一旦シャリフの家に戻って休憩。大量の薬を摂取して寝たところ、少し回復。7時開演のはずなのだが、7時過ぎても出演者、主催者ともにこの家にいるが、もう驚かなくなってきた。なんとなく車で会場に移動。ベルトロン氏のサックスソロはお人柄の忍ばれる端正な演奏。オリビエとエレールのデュオは、ふたりともやけに緊張していてちょっとかわゆい。ドラマチックですな。トロンボーンとダンスのデュオはバテまくっていたのでぜんぜん見れなかった。演奏前には二人とも廃人状態で、立っているのもしんどいくらいだった。体力配分考えないとなぁ。というわけで、ここから先はほとんど記憶なし。