午後、ブルクハルト・バインズ氏とマークのお宅へ。7月のブロークンコンソート日本ツアーのときの写真をみる。楽しい思い出が蘇ると同時に、何枚かこの世から消去せねばならぬものもあった。マークのアルバムを見ると、ほとんどすべての写真でロードリがカメラ目線で写っている。このふたり・・・できてるな。しばし談笑した後、ロードリのお姉さま、アンガラッドの運転で会場へ。この人、たまに歌いながらしゃべってしまうクセがロードリとおんなじだ。道がすごく混んでいて、あちこち迂回しているうち開演時間を過ぎてから到着。来週僕も演奏するボニントン。最初はベースとクラリネットのデュオで、これはまぁ、こんなに楽器が弾けてしまう僕を見て系のモノ。二番目がバインズと、ギターのジョン・ディセットのこれまでCDを二枚だしているデュオ。323のライブとはうってかわって、意外にもリズミックかつメロディックなアプローチで驚いたが、この二人は多分、考え過ぎて間抜けになってしまった人々で、一応火花を散らしているわりにはほのぼのしていてすごく面白かった。バインズ氏はいいなぁ。phosphorでもおもったんだけど、なんというか、音がひょうきんです。それからギターのジョン・ラッセルにドラムと、さっきのベースの人を加えたトリオで、ぜんぜん面白くありませんでした。でもまぁロンドンにもいろいろあるんだな、ということがわかってよかった。