マーカス夫妻と林を散策。ステキなカフェでランチを。だがここが最悪で、対応がたいへんよろしくなく、トーストしかたのんでないのに30分待ってもきやしない。マークとの待ち合わせ時間を過ぎてしまいそうだ。しかたないので、あきらめて急いで帰った。空腹だったが、どうせ食べても不味いんだ、と自分に言い聞かせる。マーカス邸につくとマークと、ロードリが車で待っていた。この日の朝、ノルウェイから帰ってきたばかりのロードリと再会を喜ぶ。ノーウィッチへドライブ。マークもロードリと一緒だと別人格があらわれ、とつぜんウッホホーイとかいうので薄気味悪い。ドライブインでまたバーガーキング。たしか日本から撤退してたよね。結構おいしいと思うんだけどなぁ。少なくともマックよりはぜんぜん。ノーウィッチ近くの田園風景はたいへん美しい。地方巡業はいいです。今日の会場は、改装されてはいるものの16世紀の建物だとか。なんか名所旧跡でばっかり演奏してないか? マットもきて、セッティングしてご飯たべにいったんだけど、この日の夕食はフライドポテトのみ。僕もそんなに食には執着ないほうだが、ロンドンのみなさんはなんか胃に入ればいいくらいにしか思っていない節があるな。マットはこの日、はじめてラップトップで演奏。生楽器の人がコンピュータを導入するとたいてい悲惨な結果になるが、かれは以前MDでやっていたコラージュの機材を変えただけでして、音もすごい生々しく好印象。最後に、杉本さんの曲「dotted music」をみんなで演奏。前レコーディングした時からちょっと改訂されていて、よりとぼけたかんじに。あとで気付いたが、世界初演だった。帰り道はブロークンコンソート日本ツアーと同じメンバーで。楽しいなー。おもしろそうなミュージシャンがいるんだな、と思っていたロードリと今は靴を投げ付けあっているんだから、人のご縁とは不思議なもの。夜中にマークの家にたどり着き、ソファーで寝るものの、すごく寒い。