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ストックホルム症候群で有名なストックホルムへ。旅行記を書く仕事にありついた桃さんも同行。朝、きっかり6時にマークがやってくる。ビジネスマンだ。飛行機は2時間弱くらいであっというま。パスポートコントロールがやたら愛想良い。空港は街からけっこう遠いのでバスにのる。風がひんやりしてきもちよい。車窓からみえるのは白樺の木立、林のなかのかわいい一軒家、ぽっかりうかんだ雲・・・北欧ってステキ! 桃さんとドラゴンボールについて討議。最後のほうは読んでいないからうかつなことは言えないが、やはり、7つのドラゴンボールをあつめると願いがかなう、という設定が生きている頃は楽しかった。桃さんはしきりにレッドリボン軍の重要さを強調。悟空も途中から、オラ強ぇヤツとたたかいてぇんだ、サイア人としての闘争本能は抗えないというキャラクターにシフトしていたな。ちなみに桃さんにとってジャンプとは『バオー来訪者』だそうだ。バス停で今回のオーガナイザー、ヨハンがまっていてくれた。角田俊也さん、スヴェン・エーク・ヨハンソンのうたものとかも出してる注目のレーベル、ヘプナをやっているひと。地下鉄に乗って会場へ。Fylkingenってところで、場所自体は何度かかわっているものの、1933年からつづいていて、ケージ、チュードア、ルシエ、高橋悠治なども演奏してる。天井が高くて、ひろくて静かでよいところだ。昨年フェスティバルがあって、大友良英、sachiko M、杉本拓、それからマットも参加していたようです。荷物をおいて、ちかくのベジタリアン・ビュッフェでごはんたべて、散策。とりあえずガイドブックにのってるところは観光地だな・・・。店構えはこじゃれていたりするものの、売ってるものがしょぼすぎる。なんとか芸術センターとかいうところにいってみたが特に胸を打つものはなく、屋上にいってみたがほかの建物と同じ高さで街を一望できるわけではなかった。数時間歩いて戻る。結構大勢ひとがはいっているなぁ。ヨハンのバンドTAPEはアコーディオン、アナログシンセ、ラップロップ、アコースティックギター、ハーモニウムなどをつかうトリオでして、たおやかなメロディーをゆったりつむぎ、グリッチっていうんでしたか、針とびしたみたいなうつくしいサンプルが色を添えます。正直なところ好きな音楽ではないがクオリティは高いとおもう。11月末に日本にくるそうだ。cubic musicからCDもでるみたい。わたしたちの演奏は、ぞろぞろ人が帰っていったものの、満足しました。やっぱりおなじ編成で毎日演奏するのはいろいろ模索できてよい。会場でダラダラして、Fylkingen関係のCDとかをたくさんいただいたりして、TAPEのメンバー、トーマスの家にとめてもらう。