hibarimusic2004-03-07

杉本さんと僕をのぞくみんなは日本に帰国。淋しいものがある。昼、ブルクハルトと杉本さんとカフェ。ブルクハルトの携帯電話は、娘さんが、お父さんののほうがかっこいいー、外側だけ交換してー、というので改造を許可したところ、スイッチ部を壊されて4が押せなくなっている。故にかけられない番号がいっぱいあるのでお困りだそうだ。僕はレコーディングのため、クラウス・フィリップ邸へ。この人のプログラミング技術はすごいです。ソフトウェアの中だけで面白いことをするのは絶対ムリだと思っていたけど、突き詰めれば突き詰められるものなのだ。おなじMAX/MSPなのに完全に独自のインターフェースを作り上げている。しかもオープンソース。もちろん技術的なことだけではなく、そういう複雑なプロセスを経て極端なシンプリシティに辿り着いている音楽もたいへん興味深い。ただ、ほとんどリリースもない人で、今まではマッティンから噂話をきいていたくらいなので、もっと知りたい、というのが正直なところ。レコーディングもたいへん実りの多いものだった、と思いきや、終わってみたらレコーダーが回っていなくて、二人で肩を落とす。まぁ、こういうこともあるだろう。名盤はこの世から消えました。彼のソフトllooppの小レクチャーをうける。それから、昨日楽屋に忘れてきた8mmカメラをとりにフェスの会場であるPOGGY&BESSへ。すると、もう誰かが引き取ってくれた後だという。おそらくブルクハルトだろう。ありがたい。夜のefzegのライブで会えるから、それまで仮眠をとっておこう、とベッドに入ったのが甘かった。目覚ましをかけたつもりが、目覚めると夜中の二時。今からいってももぬけの殻だと思われるので、そのまま寝てしまう。いろんな人に、今夜も会えるからまたねー、とちゃんと挨拶もしないでいたので、不義理をしてしまった。