ベンチ

昼、四人でインド料理屋でランチ。シャルル・ド・ゴール空港からロンドンへ。機内でこれまで溜まっていたのに気付かないことにしていた披露が一気に噴出。口を開くのも面倒で会話も少なくなる。ルートン空港に着いてもほとんど立ったまま眠っていた。地下鉄の駅でマッティンと別れ、sound323へ向かう。マークに受け取ってもらっていたCDのジャケットをようやく入手。素晴らしい出来だ。泉君、ディエターありがとう。この時点で夕方の5時過ぎ。だが今夜泊めてもらうダニエルが帰宅するのが11時頃ということでそれまで時間をつぶさなくてはならない。とりあえずハイゲイト周辺の公園に行き、ベンチに横になる。夕暮れ時の空と木々の対比が美しい。落葉を眺めながらゆっくりと時間を過ごすつもりだったが、日の落ちたロンドンは極寒だ。身の危険を感じて町へ。とりあえずこの時間を有効に使うべしと大蔵さんに電話。すでにビルバオにいた。現地での待ち合わせなどをアレンジ。それにしても寒い。映画を見ようとオデオン座にむかった。ピーター・セラーズの伝記映画が面白そうだったが次の回まで一時間以上ある。どうしたものかとアドレス帳を捲っていると、ハイゲイト在住ダミエンの携帯番号をみつけた。すがる思いで電話してみると、ルームメイトのアレックス君と共にちょうどこちらに車で向かっているところだという。助かった。ピックアップしてもらって、ピザをテイクアウト。sound323から徒歩30秒くらいのところにあるお宅にとりあえずおじゃま。テレビでイースターナーやフレンズを見る。ダミエンはマドンナファンで、画面に出てくるたびに会話が一旦ポーズされる。CDジャケットの包みをあけ、両面テープで早速ひとつ組み立ててワールドプレミアはダミエンにプレゼント。パブに移動して飲んでいるうち11時過ぎ。ダニエルと再会。