バースデイ

朝、sound323でマッティンと待ち合わせ。時差のことを忘れ時計がずれたままだったので一時間早く着いてしまった。ハイゲイトセメタリーへ。カール・マルクス墓石にてレコーディングを決行する。当初の予定ではマルクス石像の耳にイヤフォン型のバイノーラルマイクを突っ込むつもりだったが、いざ目の前にしてみると豊かな髪に隠れて耳が見えぬ。仕方ないので墓石にDATを置くことにする。いささか高さがあるので私がマッティンをおんぶして処理する。コンピューターでホワイトノイズを流してしばらく放置。タイトルは「カール・マルクスはいかにしてホワイトノイズを聴いたのか」、近日ネットで公開予定である。ほんとうはスペイン語日本語ステレオによるインターナショナルをカールにお聞かせするつもりだったが歌詞を調べてくるのを忘れて断念。次回に繰り越すことにする。マルクスの写真を撮りに来たらしい青年に怪訝な顔をされつつ逃走。スタジオ代としてマルクス絵はがきを購入。50ペンス。323近くのイタリア料理屋で軽く打ち上げ。ここのパスタは格別なり。マークがお昼を食べにいったのか店は鍵が閉まっていたので近所の喫茶店でコーヒー。たまたまだが店名がWORKER'S CAFEだった。激マズ。戻ってライブの準備。ロードリ、アンハラッド、ダミエン、セイモアなどゆかいな面々が来てくれる。マッティンはライブ中シンプルテキストでタイピングをしていたようだ。いつもいくパブでまたしても打ち上げ。来年の服部フェスティバルにむけてマークと密談。一旦もどって30分ほど仮眠をとった後ふたたびダミエン邸へ。水曜日が彼の誕生日だったので、今日はパーティー。企画者はダミエン自身。連絡をまわしてレストランを予約したのもダミエン自身である。カムデンタウン近くのベトナム料理屋へ。参加者はダミエン高校時代の同級生とその彼女。ルームメイトのアレックスとその兄とその彼女。それとアンハラッドと私。交友関係の広さがうかがえる。ルームメイトの兄の彼女はケーブルテレビでパーソナリティをやっていて、ネットにファンサイトがあるという。海外で音楽関係でないひとと交流することも少ないのでなかなか楽しいひとときでした。だれもプレゼントをあげていなかったのが印象的だが最後は一応ハッピーバースデイで締めくくり。料理はジェフリーミュージアム隣のところのほうが美味しかったな。とりあえず解散してまた近くのパブでダミエン、アレックスと三人で飲む。かえって荷造り。