ビルバオ

ほとんど眠らず早朝スタンステッド空港へ。朝7時のフライトでビルバオへ向かう。マッティンのお母さんが空港まで迎えに来てくれる。コーヒーを飲んだが、親子ならべてみると髪型が一緒なので驚いた。バスクの伝統か。車で市内まで送ってもらってホテルへ。ホテルというよりはバッグパッカー向けの貸部屋か。おばけがでそうだ。睡眠を試みるも、主である夫婦が昼中大ゲンカしていて断念。5時、劇場前の広場に向かい、大蔵さんと落ち合う。球界再編のはなしを聞くが、大蔵さんも私も野球にさほど関心はないので要領を得ず。マッティンもきて軽食。ムール貝はいまいち。バスクは世界有数の料理大国だときいていたので、期待が高すぎるのかもしれない。移動してまたコーヒー。サン・セバスチャン近郊在住のラップトップ奏者Xabier Erkizia、それから今日の会場を切り盛りしているらしい田中要次ソックリのおじさんとその一味が一度におしよせる。ライブは悪くはないが普通、といった趣だったか。ツアーをしていると自分の演奏の善し悪しにやけに敏感になる。日曜なのにお客さんはいっぱいきてくれた。立ち飲み屋で打ち上げ。バスクでは食べ残しやゴミをぶちまける習慣があり、床がヒドいことになっている。名物の鱈やイカスミ料理など。さすがに美味しい。かえってさすがに熟睡。