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先日、ループラインでの徳永君とのデュオですが、久々に達成しました、観客1名。正確には終了10分前くらいに来られた方がいらっしゃったので1.5名といったところでしょうか。ループラインの坂本君も体調不良をおして来てくれたのに…。最近、お客さんが大勢来てくださったライブが続いていたもので、テングになっていました。このライブのために作曲したんです。キツネシリーズの7番。自分の趣味を導入してみようとおもい、ややブリティッシュフォーク風。徳永君のよどみない音色がはえるいい曲だと自画自賛しつつ、歴史の闇へと消えていきました。しかし僕としては満足のいく演奏で、徳永君誘ってくれてありがとう。またやりましょう。


さて、これでくじけてはいけない。来週からは、中国ツアーである。信頼する友人であり、僕の音楽人生に多大なる影響を与えてくれたジャン=リュック・ギオネ、ベルトラン・デンツラー、そしてマッティン、この三人と一緒なので心強く、かつ未知数の魅力に満ちあふれているわけだが、ひとつ問題なのはツアー詳細をまったく知らないことである。出発一週間を切った今日ですら、会場も日付もまったくわからない。企画は信頼できる方にお願いしているし、大丈夫大丈夫と言われつづけているので大丈夫であろうと思うようにはしているのだが、しかし、やはり不安は不安だ。四人して黄河の流れに飲み込まれて消えぬよう、気をつけたいとおもう。その四人が無事中国から帰ってきた暁には、今度は日本をまわるのである。ここでお知らせです。読み方のわからないバンド「 -/:.」がツアーします。
http://www.hibarimusic.com/j/event/mgdu.html
6/26京都shin-bi、6/28大阪bridge、6/29名古屋parlwr、6/30,7/1東京キッドアイラックです。この四人では2年前にパリで一度演奏しただけなのですが、あれはへんなライブだった。Fargone RecordsというところからRでリリースされてます。http://www.fargonerecords.com/ カタログの中から見つけていただければmp3で試聴もできます。今みて、100枚限定だということに気付きました。日本入荷分は現在、僕の家の棚で眠っています。
あと、今回、ジャン=リュックは基本的にはサックス奏者なのですが、やはりパイプオルガン演奏がききたいと強くおもいまして、あちこちたずねてみたところ、旧友林君の紹介で高槻の聖マリア教会というところで使わせてもらえることになりました。四人でのツアーの合間の6/27にやります。これはうれしい。
-/:.の面々についてはここに紹介のせていくようにします。中国ではちゃんとツアー日記も書くぞ。


そういえば、『200CDザ・ロック・ギタリスト?憧れのギタリスト名演ディスクガイド』が書店に並んでます。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4054031153/qid=1149831536/sr=8-1/ref=sr_8_xs_ap_i1_xgl/249-9988119-4642756
一見ギター・キッズむけのディスクガイドのような体裁ですが、これ、トンデモ本です。見開きでスネークフィンガーとオザンナが載ってます。いったい誰が憧れてるんだっていう…。僕もいくつかギタリスト紹介と、あと世の不条理をなげくエッセイをかきました。泉君のイラストまではいってしまいました。執筆者リストをみるだけでなんだか様子がおかしいと思っていただけるとおもいます。ぜひ読んでいただきたい。泉君と僕の漫画が載っている戸塚君のnuもそろそろ出るみたいだし、http://d.hatena.ne.jp/nununununu/ ますますわけがわからなくなってきました。


話題はさかのぼりますが軽音楽フェスティバル大勢の方にご来場いただきありがとうございました。ホースで音を出したときの相も変わらぬ力の入らなさは感慨深いものがありました。これからも崩壊したままゆるゆるライブをやりたいという気持ちになっています。