世捨て人のメロディー
一昨日、新宿で『DEATH NOTE 前編』。原作にはなかったエピソードによって、主人公が悪魔となってしまったことがより明確になっていて、後編も楽しみになった。エルがNANAのシンちゃんだということもあり、みる前は配役にかなり不安を抱いていたものの、それぞれマンガのキャラクターを消化していてよかったのではないだろうか。ただ、ギャルサーをみていたせいで戸田恵梨香がいつパラパラを踊り出すのかと待ちかまえてしまうのが難点。ギャルサーの最後はそれなりに感動したが、しかし、エンゼルハートのみなさんはもう少しパラパラに誇りを抱いていてもよかったのではないだろうか。今日は渋谷で『ディセント』を観た。地底映画ということでとても楽しみにしていたのだが、地底神殿や地底文明などがでてこなかったのでやや残念。地底ホラーというよりはパニック映画だが、血の池に落ちたあたりから主人公の目つきがどうもおかしくなり、地底人をサミングで倒すといった無軌道な行為が目につき始めたあげく、なんの救いもないまま映画が幕を閉じるのがとてもよかったです。
http://www.descent.jp/
ところで、最近聞き始めたフィンランドのコルピクラーニがおもしろい。思っていたより反則技というかんじはせず、おもしろさの大半は邦題によるものなのではという気がしないでもないが、ポルカのリズムにのって荒くれ者が飲んだくれているようすを想像するとそれだけで楽しくなってしまう。こちらで試聴もできます。
http://homepage3.nifty.com/soundholic/albumcontents/korpiklaani.htm
ジャンルが森メタル、宴メタル、旅メタルと変化していくのも一興。私はまったく明るくない分野だが、パガンメタルについてこれから掘り下げていきたい。