焼売

先週末は大阪。行きは新幹線で、新横浜から服部君と合流し、シューマイをつまみつつビールを堪能。すっかり酩酊した。workroomへ。evさんの絵はがき展はすばらしい展示でした。東京でもできないものだろうか。リハしてからぞろぞろとたこ焼き屋「たこプチ」へ。ダシによって味がついていて、ソースをかけないタイプのたこ焼きで、これが美味。終演後はその場で打ち上げ。平将門の首と胴体が合体するはなしなど。さて、CSで新スター・トレックがはじまってしまったので、いまのところ毎日観てます。江崎さんによると、がんばって見続けるとこの世が二つになるらしい。楽しみです。『悪魔と博覧会』という本を読んだ。博覧会と殺人鬼、二つのドキュメンタリーを併置して、混乱するシカゴの闇を浮き彫りにするスリリングなよみもの。それから『黒沢清の映画術』も一気によむ。『LOFT』が楽しみ。明日、明後日はアテネのEARLY DAYS企画にいくつもり。『時をかける少女』をみる。さわやかでよかったのだが、おそろしいタイムパラドックスがおこらなかったことについて、主人公がバカだったから、という説明になっているところがどうも腑に落ちない。過去をいじったためにひどいめにあった少年がキレるくだりは印象的だった。それから、『映画芸術』という雑誌の今でている号に、『オトシモノ』の映画評を書かせてもらっています。しかし、やるべきことはたくさんあるのにそのすべてが日銭に結びつかないというかなり厳しい状況。もはやユニオン買取に頼るのもしんどく、ネットで求人情報などをみている。でもこういうときにこそ、誰にも頼まれてない作品づくりをやっておくべきなのだと自分に言い聞かせつつ、ヒバリ新譜の編集をしていて、9月頭には出したいもの。あと、ユニオンでもらったチラシによると、12月にブリティッシュ・フォーク・トラッド・フェスティヴァルなる催しがあって、ジョン・レンボーンとジャッキー・マクシーが来るみたい。