ラフ

渋谷で『ラフ』を観たが…おおよそ人間がうごいているというかんじのしない映画で、とてもつまらない。「人殺し」「おまえなんか大嫌いだ」とまで言い合った人間同士が心を通わせるというのは相当な出来事のはずだが、映画のなかではなにかが動いたことが描かれることなく、ただそうなったことにされてしまう。長澤まさみ市川由衣もまるで生きているようにみえない…かなしいものなぁ。あと、私は映画作りの現場のことはよくわかりませんが、しかし、これ照明のあてかたとかなってないんじゃないかなぁ。どうもすべてがセットのなかでおこっているように見える。この映画、なにかに似てるとおもったが、ほかでもない、『NANA』である。奇しくも監督まで一緒だ。ちなみに、オフィシャルサイトで割引券を印刷すると300円引きでみれるので、お得である!
http://www.rough-movie.jp/index.html