YYK

今日は渋谷で『幻遊伝』をみる。田中麗奈がタイムスリップし、キョンシーをあやつる導師やら義賊やらとであい、活劇を繰り広げるわけだが、魔物がいまいち弱かったりアクション的にはやや盛り上がりにかける気はしたものの、かつてキョンシー映画やカンフー映画にかんじていたワクワク感は十分あって、たのしかった。田中麗奈がいい表情をしていたなぁ。台湾ロケが楽しかったのだろうか。あと、キョンシーがかつて一世を風靡したタイプよりややのんびりしていて、親しみが持てた。
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さて、昨日、DVDでみた沖島勲監督の『YYK論争 永遠の"誤解"』があまりにもとんでもない映画で、なんて形容していいのかよくわからない。YYKとは源義経源頼朝平清盛のイニシャル。かれらに巴御前をくわえた四名の生前思い出話が紛糾し、さらにそれを撮っている映画監督がボヤく。映画内映画という作り自体はそんなにめずらしいものではないのかもしれないが、ここでは、歴史とは、生死とは、金のない映画の現場とは、地球を突き抜けるトンネルとは…、あらゆる命題に問いを投げかけるのは映画の構造自体であり、かつ、ただふざけているだけのようにもみえる。こんな映画があったんだなぁ。いままでみていなかったのは不覚でした。


さて、エンタープライズ号はQのきまぐれによりついにボーグと遭遇。機械とともに極端な進化を遂げ、集合でひとつの意識をもつにいたった彼らはとてつもなくおそろしい存在だ。彼らの宇宙船に侵入したクルーたちはあきらかに視界にはいっているはずなのに、人間などホコリのようにしか思っていないらしくまったく気にもとめてくれないのが不気味である。江崎さんによると、すでにいろいろ伏線がはられているらしく、その謎を最大限に楽しむためにもムック本の類には絶対に手を触れてはいけないと警告をうけた。


9月のライブがもうひとつ決定。もう再来週ですが・・・The Same Girlというスイスからきたバンド、そしてキャプテンと僕のギターデュオです。

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Proletarian Meeting vol.13 at 現代 Heights


2006/9/13(水)
開場:19:00 開演:19:30
料金:¥1,500 + ドリンク(¥500)


出演:
The Same Girl ザ・セイム・ガール:
Nicolas Field ニコラス・フィールド (drums, percussion, from U.K.)
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Gilles Aubry ジルズ・オーブリー (computer, electronics, from Switzerland)


宇波拓 + 秋山徹次 (guitar)

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明日明後日は杉本さんが関西出張のようなので、神戸大阪のかたぜひ足を運んでいただきたいです。詳細は三日前の日記をご参照ください!