服トリエンナーレ

AZUMIさんのライブ、かっこよかったです。一人の人間が思い切り歌っていることに感動してしまった。当たり前のことかもしれないんですけど。
ここで試聴と通販できるみたいです。
http://www.toyotamichinori.com/bumbe-5033.html

横浜トリエンナーレ行ってきました。漏れ聞こえる作品の音がほかのの邪魔をしちゃっていたり、DVD流しているだけのやつはどうも見方がわからなかったりといったことはありましたが、いくつか面白い作品がありました。
パク・シュウン・チュエン:フィルムに問題があったみたいで残念ながら上映がみれなかったんですが…ないはずの時間を集めるというコンセプトに感じ入るものがありました。
フィッシュリ&ヴァイス:ぬいぐるみが動いているだけで禍々しいものがありますが…さっき映像でみたものが置いてあって、まがい物の生の痕跡的なものを示しているのはおそれいるものがありました。
ファウラー&角田:近しい人だからというわけではないけど、これが一番よかったです。フィルムに焼き付けられた一回性のものが、不安定なスクリーンに映写されよりおぼろげになったところに、強制的なライトのシーケンスで厳格なフレームがあたえられてしまうという、強力な作品。
マリオ・ガルシア・トレス:ひょっとしたらヴァンデルヴァイザー的な強度のある作品だったかもしれないんですが、ほかから隔離されたもっと静かな場所でみないとあんまり意味ないかも…
トニー・コンラッド:ひょっとしたらすごいのかもしれないが…よくわからないまま説得力だけあるのがすごい。
ロドニー・グラハム:なぜジャガイモにこだわってるんでしょうか?

単に横浜散策も気持ちよかったです。さらに、前日ハットリ邸にとめていただいたんですが、レコメン系で踊り狂うハットリ君という貴重なものを拝見できて、感無量でした。

トウキョウソナタの参考になったときいて、クローネンバーグの『ヒストリーー・オブ・バイオレンス』をみたけど、これはまたすごい映画でした。暴力シーンが超ドライなのが逆に泣けます。

ホース2nd大詰めになっております。