近所の中華

何日か前、近所の中華料理屋に入ってみた。点心を中心とした豊富なメニュー、日本語があまり達者ではない店員さんがシャンハイシャオツーを想起させ、やや期待が高まったが最初にきたザーサイのあまりのまずさに愕然とした。歯ごたえのなさ、そして適当な味付け、桃屋の瓶詰めが高級品に思えるできばえだ。蒸し餃子と水餃子の両方をとってみたが違いがまったくわからず、そしてまずい。どんなエビチリであっても料理されたエビは死んでいるに決まっているわけだが、ここのエビはほんとに死してなお死したとおもわせる生気のなさ。唯一まともだったメニューはお酒のつまみにサービスとして提供されたピーナッツだ。これはけっこういけた。あとは紹興酒。これは彼らがつくっているわけではないのでマズくできるわけはないと安心するのは早計だ。たしかに熱燗にしてくれと頼んだのは我々だが、どうみてもあれは沸騰していた。あと、我々の後に、短髪に眼鏡で筋肉質のほとんど同一人物と思える三人が別々にはいってきたのだが、あれはいったいなんだったんだろう。家から歩いて二分くらいだが、もう二度といかないとおもうのでその秘密は永遠に藪の中。一月以上ぶりに日記をかいたらこんな内容で申し訳ない気持ちになった。